土砂降りの雨に流されたい。
2006年7月2日 摂食障害 コメント (2)夜中、と言うよりも明け方であろうか・・・2度目の過食嘔吐を
していた。するとTVの画像が乱れ、映らなくなった。その途端
バケツをひっくり返したような大雨が降り始めた。TV局側が
大雨の為に放送の受信を出来なくなったとテロップが出る程、
激しい雨だった。他のチャンネルは映ったが・・・。
もしもその時、私が過食中でなかったら、
表に飛び出していたであろう。そして着の身着の儘、大雨に
打たれ、鼻歌でも唄っていたに違いない。突然の土砂降りの雨は
様々な事を想起させる。しかし哀しい事、辛かった事と
ネガティヴな事が多いので、過食中に唯でさえ心が不安定な中
大きな雨音と心に去来する哀しい出来事で、気分が悪くなり
胸が潰れそうな状態になった。そして何故か恐怖の感情が
溢れ出た。
暗い空から不気味な程の大雨が落ちてきて辺り一面を覆う。
これが昼間だったら、きっと窓からその風景を眺める位の余裕は
あったであろうと感じる。
『過食の最中は怯え苦しみ、心許ない。』
こんな過食の姿を誰にも見られたくないが、土砂降りの雨が
屋根や道路を打つ音は恐怖に感じたので、凄く心細かった。
しかし私は浅ましくも、過食を続けていた。恐怖を感じながら。
全てが終わった時、いつにも増して心身の疲労が酷かった。
「もう嫌だ・・・死にたい・・・死にたいよ・・・苦しいよ・・・」
一人、そう口に出していないと、気力だけで後片付けを
済ませる事はできない。身体はこれ以上立っていられないと
悲鳴を上げているのに、食器を洗ってゴミを捨て、残ったものを
冷蔵庫に収納する。
毎日同じ事の繰り返し。苦しみも日毎に増していく。
なのに私はどうしても止める事ができない。脳が
『過食しろ、過食しろ、そして吐いてしまえ』と
しつこい位に訴えかけてくるのである。だから『やらなくては』
と言う思考に陥り、苦しい事も辛い事も涙が出て止まらない事も
分かっているのに、やってしまう。情けない・・・。
このような強迫観念は、過食嘔吐に限った事ではない。
『1日に2リットルは水を飲まなければならない』という
ものもあり、私は氷が大好きなので氷をたっぷり入れて
ごくごくと飲む。蒸し暑い気候なのに、氷もガリガリ食べている
ので寒くなり、手先が冷えて痺れてしまうほどである。
でも2リットルペットボトルを飲み干すまで、幾ら寒くても
続ける・・・。自分でも馬鹿馬鹿しい行為だと分かっていても、
止める事ができない。その他にも追い詰められてしまいそうな程
決まり事があって、それをこなす為に日中の大切な時間が
潰れてしまうのも少なくはない。
過食嘔吐は2度だけで精一杯なので、日中にはやらない。
脳もそんな指令を出さない。唯、『固形物は食べるな』
という指令が身体中を覆っている。私が日中水分だけで過ごして
固形物を食べなくなって久しい。今や固形物を食べてしまったら
即過食嘔吐に繋がってしまうようになった。だから決して
日中何も食べないでいる。食べる事が恐いのである。
普通の食事が出来ないという事は、何か背徳感があり、
人間として余りにも欠如している部分が大きいのではないかと
感じてしまう。
だから夜中の2度目の過食嘔吐が終わった時、ドロドロに溶けて
何処かに流されてしまいたいと思う。これ以上この世に留まって
いたくないと思う。今朝方の土砂降りの雨に流されたかった。
生きることは本当に虚しい。辛酸を嘗め、辛苦を味わい、
それでも只管『死んではならない』と自分を鼓舞し続ける。
でもどこかで休憩を取らないと、押し潰されてぺしゃんこに
プレスされた鉄屑の様になりそうである。
生きているというのは素晴らしい事であると思う。
けれどもその分、この世知辛い世の中で好奇の目に晒され、
精神病者として生きて行かねばならない。
一層のこと死んでしまった方が楽だと思える。
けれどもそれは決して赦されていない。許されない。
どうしたらいいのか分からなくなってきた。
だから今日もまた、同じ事を飽きもせず繰り返すのであろう。
していた。するとTVの画像が乱れ、映らなくなった。その途端
バケツをひっくり返したような大雨が降り始めた。TV局側が
大雨の為に放送の受信を出来なくなったとテロップが出る程、
激しい雨だった。他のチャンネルは映ったが・・・。
もしもその時、私が過食中でなかったら、
表に飛び出していたであろう。そして着の身着の儘、大雨に
打たれ、鼻歌でも唄っていたに違いない。突然の土砂降りの雨は
様々な事を想起させる。しかし哀しい事、辛かった事と
ネガティヴな事が多いので、過食中に唯でさえ心が不安定な中
大きな雨音と心に去来する哀しい出来事で、気分が悪くなり
胸が潰れそうな状態になった。そして何故か恐怖の感情が
溢れ出た。
暗い空から不気味な程の大雨が落ちてきて辺り一面を覆う。
これが昼間だったら、きっと窓からその風景を眺める位の余裕は
あったであろうと感じる。
『過食の最中は怯え苦しみ、心許ない。』
こんな過食の姿を誰にも見られたくないが、土砂降りの雨が
屋根や道路を打つ音は恐怖に感じたので、凄く心細かった。
しかし私は浅ましくも、過食を続けていた。恐怖を感じながら。
全てが終わった時、いつにも増して心身の疲労が酷かった。
「もう嫌だ・・・死にたい・・・死にたいよ・・・苦しいよ・・・」
一人、そう口に出していないと、気力だけで後片付けを
済ませる事はできない。身体はこれ以上立っていられないと
悲鳴を上げているのに、食器を洗ってゴミを捨て、残ったものを
冷蔵庫に収納する。
毎日同じ事の繰り返し。苦しみも日毎に増していく。
なのに私はどうしても止める事ができない。脳が
『過食しろ、過食しろ、そして吐いてしまえ』と
しつこい位に訴えかけてくるのである。だから『やらなくては』
と言う思考に陥り、苦しい事も辛い事も涙が出て止まらない事も
分かっているのに、やってしまう。情けない・・・。
このような強迫観念は、過食嘔吐に限った事ではない。
『1日に2リットルは水を飲まなければならない』という
ものもあり、私は氷が大好きなので氷をたっぷり入れて
ごくごくと飲む。蒸し暑い気候なのに、氷もガリガリ食べている
ので寒くなり、手先が冷えて痺れてしまうほどである。
でも2リットルペットボトルを飲み干すまで、幾ら寒くても
続ける・・・。自分でも馬鹿馬鹿しい行為だと分かっていても、
止める事ができない。その他にも追い詰められてしまいそうな程
決まり事があって、それをこなす為に日中の大切な時間が
潰れてしまうのも少なくはない。
過食嘔吐は2度だけで精一杯なので、日中にはやらない。
脳もそんな指令を出さない。唯、『固形物は食べるな』
という指令が身体中を覆っている。私が日中水分だけで過ごして
固形物を食べなくなって久しい。今や固形物を食べてしまったら
即過食嘔吐に繋がってしまうようになった。だから決して
日中何も食べないでいる。食べる事が恐いのである。
普通の食事が出来ないという事は、何か背徳感があり、
人間として余りにも欠如している部分が大きいのではないかと
感じてしまう。
だから夜中の2度目の過食嘔吐が終わった時、ドロドロに溶けて
何処かに流されてしまいたいと思う。これ以上この世に留まって
いたくないと思う。今朝方の土砂降りの雨に流されたかった。
生きることは本当に虚しい。辛酸を嘗め、辛苦を味わい、
それでも只管『死んではならない』と自分を鼓舞し続ける。
でもどこかで休憩を取らないと、押し潰されてぺしゃんこに
プレスされた鉄屑の様になりそうである。
生きているというのは素晴らしい事であると思う。
けれどもその分、この世知辛い世の中で好奇の目に晒され、
精神病者として生きて行かねばならない。
一層のこと死んでしまった方が楽だと思える。
けれどもそれは決して赦されていない。許されない。
どうしたらいいのか分からなくなってきた。
だから今日もまた、同じ事を飽きもせず繰り返すのであろう。
コメント
過食嘔吐の最中での大雨、大変でしたね。。。
大丈夫ですか?
ナノさんの支配ともとれる強迫障害・・
それらの原因が幼少期にあると思うと他人事と
思えず、その傷の深さに心が痛みます。
生きる、という事に対しては私もずっと考えていました。
いや、今も考えます。
命が尊いのは分かるが「なぜ苦しんでまで生きねば
ならないのか」休職中はずっと考えてました。
そもそも「自分で生きてる」と思うのが間違えなのだと
思うようになりました。「生かされている」と
考えなければいけないと。
自然は自分が置かれた状況に文句も言わず、必死に
自分のできる限り生きようとしています。
人間は考える事ができるため、不平不満が出てしまいます。
辛く哀しいのは心が悲鳴をあげている証拠で、
いくら頭で納得しても治ってくれません。
ひたすら心の赴くままにして、何も考えず
生きることが一番の休養になると思います。
何だか生意気言ってすみません^^;
でも、私からみてナノさんの命はとても輝いてますよ。
存在自体が既に癒しになっています。
どうかどうかお体だけは大事にして下さい。
こんばんは、ミルクさん。コメントありがとうございます。
そうですね・・・生きていると苦難が襲ってきたり、辛苦を
味わったりと様々な事がありますね。
一旦その様な抑うつ状態に落ち込むと、本当に何故生きて
いかねばならないのかと辛くなります。
しかしミルクさんが仰るように、私たちは『生かされている』のですよね。
生きている事に感謝せねばならないと思います。
しかしそれを奪うのが病気なのでしょうね。死に急ごうと
してしまう事等を考えてしまいます。
しかしやはり人間。生きていたら不平不満が生まれますね。
病気になって「こんな筈じゃなかったのに・・・」と
哀しくなります。でも命は大切にせねばなりませんね。
ミルクさんもお体に気をつけてゆったりお過ごし下さい。