此処の所、弟が家に来て会話に花が咲き楽しかったり、日中は

調子が良くて何故だか解らないが空笑いが出てきたりと、

テンションがおかしかった。比較的楽に過ごせた反動であろう・・・

今日になって突然希死念慮が沸々と湧き、体全体を覆って

しまった。



『何もかも放棄して死んでしまいたい!』



『こんな苦しい日々はもう嫌だ!!』



と言う具合に、生きることに何の興味も無くなった。

その感情のまま、カウンセリングにも行けなかった為、

主治医との診察は電話であった。




土曜日に話した『病と言う筏にしがみついている』状態で

荒波も乗り越えながら、やがて普通の優しさを持つ人々がいる

岸に辿り着ければと言う話が出た。主治医もその考えでいる

と言う。唯、私の筏はもう修復不可能なほどに壊れていて、

この荒波にもまれ、今にも溺れそうである。

しかし実際今の自分は、摂食障害やうつ病や強迫性障害等の

症状に助けられて命を延ばしているようなものであろう。

幾ら苦しい症状でも、その病があるお陰で何とか自分を保って

いる部分が大いにある。その病で例え命を削っているとしても。




19時に電話診察を終えた為、未だ噛み砕いて理解していない

話も沢山あるが、今印象に残っているのは、やはり

『普通の優しさ』という

キーワードであると思う。人を思い遣ったり、優しさを以って

人に接したり、大切な人を心配をして想ったりする事・・・。

この世知辛い社会情勢には、そんな普通の優しささえ

失われているような感じが否めない。

そして私が洗脳されている言葉・・・



『働かざる者食うべからず』



此れはいつまでも自分を蝕み続けている。父親が離婚前、

「わしのお陰で食えてるんだろうが」とか

「誰のお陰で暮らしていけてると思ってるんだ」

等という言葉が頭に沁みこんでいて、病気の為に家事しか

出来ない、働く事など到底無理な私が、こんな摂食障害という

食費が膨大にかかる病気に侵されて、生きている事が本当に

申し訳ないと思うのである。主治医はそれこそが洗脳だと

仰った。




また、主治医は奈良の事件の事でその学校の校長に憤っている。

厳しい勉強や制限を苦に、方法は間違っているとはいえども、

家を放火してしまった少年。しかし全校集会でその学校の校長は

「こんな事に動揺せず勉学に励みなさい」と言う趣旨の

言葉を言い放ったそうである。追い詰められて犯行に及んだ

少年は誤った苦しみの表現方法であったが、その勉学が原因で

追い詰められたというのに、まだ勉強だけをしろと校長は

言い放った。『心』を慮る気持ちは其処に

表れていない。加害少年も、1人の被害者である。大人に

追い詰められた結果であったのに、優しさの欠片もない、

この発言に主治医は憤りを覚えたと言う。

私も同じ気持ちである。




しかし今日は本当に疲労困憊である。何もしていないが、

息をするのも苦しい、唯々死にたいとしか思えない。でもそれを

少しの理性や既成事実で抑え込んでいる。

長年病気を患うと、もう治らないのではないか、悪化したら

抱えきれなくなるのではないかと苦しくて仕方ない。




『上手に甘える事』・・・此れが私に欠けている

部分である。苦しく死にそうで仕方ないのだから、甘えても

いいと主治医は仰るが、私は『甘えるな!』と言われ

育った為に、その方法が解らない。

兎に角リラックスを心がけ、肩肘張らずに病と共存していき

命を延ばせたらと感じている・・・。

コメント

yuyu
yuyu
2006年6月27日23:16

ナノさん こんばんは・・・

そうだね・・・病気で生かされている部分も
あるかもしれないね。
私も鬱は治ると思ってみたり 今みたいに
もう治らないと思ってみたり・・・
でも 治らなくても 生きてはいけるってそう思ってる。
へんだけど 苦しいけど なげだせない。

甘えるってたぶん 人にっていうよりは
ナノさん自身を許してこれは駄目あれは駄目を
これもあれもいいよっていうことかもしれないね。

ゆっくりいこう。私もとにかく生きるよ。
ナノさんもゆっくりでいいよ、自分に優しくして
あげてね。

ミルク
ミルク
2006年6月27日23:44

ナノさんへ

抑うつ状態がとてもひどく辛そうですね・・。
鬱の波がくるともうこちらには闘うすべがありませね。
私は寝にげばっかりしていますよ。

そのような中での過食嘔吐が本当に心配です。
大丈夫ですか??
大丈夫じゃないと思いますが命だけは繋いで
いってくださいね。

ナノ
ナノ
2006年6月28日19:20

☆☆yuyuさんへ☆☆

yuyuさん、コメントありがとうございます!

確かに病気の症状があるからこそ、何とか自分の気を保って
いられるような部分もあります。

yuyuさんの仰る通り、治らなくても生きていけますし、
自然との関わりを大切にしていたら、伸び伸び出来て
リラックスを得られるかもしれませんね。

そして私は自分自身に、『あれもこれも駄目』という
感じで甘やかしていない、只管厳しいと思います。
いつか許せると楽になるのかなと淡い期待は抱いてしまい
ます・・・。

yuyuさん、ゆっくりお過ごし下さいね。

ミルク
ミルク
2006年6月28日19:21

ナノさんへ

度々^^

昨日眠くてちゃんとした事がかけなかったので追加です^^;

やっぱり幼少期に刷り込まれたものは
今になっても襲ってきますよね。
「甘えられない」気持ちも「働かざるもの〜」も
同じなので良く分かります。

「甘える」って大人になってからだと
本当に難しいですよね。
自分で「いい年して・・」とか思っちゃうし。

私もyuyuさん同様、ナノさんが自分自身を甘やかして
自分を認めてあげられれば大分救われるのではないかと
思います。

中々難しいですけどね・・・。
特に抑うつ状態の中にいると悲観的になりがちですからね・・。
私もゆっくり自分を認めてあげようと思ってます。
ナノさんは本当に頑張ってますから、
ナノさんもゆっくり焦らず自分を褒めてあげてくださいね。

ナノ
ナノ
2006年6月28日19:23

★★ミルクさんへ★★

ミルクさん、こんばんは。コメントありがとうございます!

そうですね・・・鬱と過食嘔吐が重なると何が何だか解らない程
苦しくなってしまいます。強迫観念で何時には買い物に
行って、何時からブログを書いて、何時から過食を始めて・・・
等決めてしまっているので寝逃げすることも、自分に
許せないみたいです;;

いつもからだの心配をして下さりありがたいです。
何とか夏を過ごせるよう体力を付けられたらと思います。

それではミルクさんもゆったりお過ごし下さいね。

ナノ
ナノ
2006年6月28日19:28

★★ミルクさんへ★★

ミルクさん、2度目のコメントありがとうございます!!

私の事を慮って下さり感謝します。

『甘える』という事は、病気の人にとって大切な事です。
主治医が良く仰るのですが、『甘え方さえ考えれば人に
甘えてもいい』と言うのが主治医のポリシーみたいです。
甘えすぎれば依存になるし、甘えなかったら余りにも
ドライで乾ききった人間関係になってしまい、自分を
追い詰めてしまうし・・・難しいところですね。

摂食障害だと、周りに迷惑ばかりかけていると言う想いが
強く、自分を認めたり許したりする事が難しいです。
でもyuyuさん、ミルクさんの仰る通り、少しは自分を
認めてゆっくりゆっくりやっていければと思います。

何かを成し遂げられたら自分を褒める事もお互い大切ですね。
本当、焦らずいきたいものです。