今朝は酷かった・・・。2度目に始めた過食嘔吐が遅い時間だった

上、物凄く疲れた。疲れ過ぎると睡眠が充分に取れない為、

只管ぼんやりする頭と疲労を引き摺る身体を持て余していた。

「夜中に過食嘔吐なんてしたくない!!!」

と強く思うのであるが、最早習慣となってしまい、強迫観念と

惰性とが両々相俟ってしまっている為容易に止められない・・・。




食べている間は『虚無感』に侵されている。

無為に次から次へと食べ物を口に入れ胃に収めていく様は

誰にも見られたくない。最早人前では食事が出来ないほど、

『食事は恐いもの。過食嘔吐前提でないと食べられない。』

といった状態に陥っている。このような状態では社会に出ても

上手くやって行けないであろう。




今日は久し振りに弟が家にやって来た。どうやら原付に乗って

いる時、ヘルメットを被らず首から後ろにかけていた状態だった

所を警察に捕まり、講習を受け直さねばならなくなったと言う。

以前から「ちゃんとヘルメット被りなさい」と散々注意し、

危ないから心配で仕方なかったので、これを機に格好つけず

きちんとヘルメットを被ってくれるであろう。




弟は、姉である私の事をとても心配してくれる。

「外出できてる?」「また痩せたんじゃないの?」「体重は?」

と矢継ぎ早に問いかけてきて丁寧に答えるが、体重の数値を

言うと、「それじゃ体も動かんよ。ちゃんと食べな。」

と言った。私は「いいのいいの。後2〜3kgは痩せても大丈夫

だから」と言うと「もう心配なんだからそれ以上痩せるな!」

と叱られてしまった。6歳年下であるが、凄く私の事を心配して

くれている事が嬉しかった。本当にありがたいと感じた。




しかし私も弟の事が心配である。今働いている塗装屋は

いい加減な所で、社長はボンドを吸っているという噂から

「ボンド」と呼ばれているらしい。本人は外国俳優のジェー○ス

ボンドと思っているらしいが。弟に八つ当たり的なことを

することも多く、次の仕事を探さねばならない状態になって

しまっている。それよりももっと問題なのは、『食事』

事である。今、弟はある事情から父の家に住んでいるが、父も

出来合いの惣菜やお弁当で御飯を済ませているらしく、弟も

食事はいつもコンビに弁当で凌いでいる。それでは栄養が偏って

しまい、何れ身体を壊してしまうと心配でならない。それは

母も同じ意見で、弟に「週に何度かは家に夕飯食べに来なさい」

と言っていた。まだ19歳の弟がこんな食生活を続けていると

いつか身体を壊してしまうかもしれないと本当に心配である。

まあ、その前に自分の身体を心配をしろと言われてしまうが・・・。




本当に久々だったので色々な事を話せたのが嬉しかった。

今日は弟が来るというサプライズがあったからか、母も幾分

嬉しそうにしていた。少しテンションが上がったのか、私とも

沢山のお話をした。一緒に買い物をしている時に、会話を

交わせたことが私もとても嬉しく感じた。

特に今日はATMに、生命保険代と定期預金用のお金を

振り込もうと列に並んでいたら横からすっと図々しいオバサンが

順番を抜かして私の前に立った。イラっときたが、順番は

守らせてもらうぞと、その時操作していたおじさんの横後ろに

つけたら、おじさんが終わった後、堂々と割り込んできた。

腹が立ち、「私が先に並んでたんですけど?」と言ったら、

「私が先よ。」と全く図々しい事この上なかった。

もう言い争う気力なんて無いので、「あぁ、もうどうぞ」と

譲った。あのオバサン特有のふてぶてしさは何処から来るので

あろう・・・。その事で母と会話が盛り上がった。




嫌な事があっても、母とこうして会話を持つ事で発散される事が

嬉しかった。本当に母の存在の大きさを改めて感じた。

もし独りなら暗い暗い気持ちのまま、すっきりしない気分を

持て余していただろうと感じる。




今日は久し振りに弟とお話をして、母とも沢山会話して、

幾分心が軽い。しかしこれから訪れる過食嘔吐の宴を考えると

気は重くなってしまうが・・・。




取り敢えず焦らずゆっくり進もう。もう私は今更焦ったって

何も手に入れることなんて無いのだから。

母の為に生まれて来た私は、母が死ぬまでは生きる。その後の事

なんて分からない。『生きる意味』は母が息を引き取った

時点で私には無くなるのであるから、その後の事は天に任せると

したい。

せめて読書する時間をたっぷり取れるよう、生活習慣を

少しずつ改めたいと思う。

コメント

ミルク
ミルク
2006年5月24日21:44

ナノさん、こんばんわ〜。

今日は素敵な一日だったようで良かったですね^^
若いのに優しい弟さんですね。
病を持っていると心配してもらえるだけで
とても嬉しく、ありがたいですよね。
特にこの病気は他人には分かりづらいですから。

しかし、オバサンって本当に図々しいですよね。
優しい人もいるけど、どちらかというと図々しさが
目立ちますね。
私もバスで座ってたら「若いんだから譲ってよ」って
いきなり言われました。「私も具合悪いので」って
断ったけど(笑)

ナノさんの「生きる意味」、天にお任せで良いと
思いますよ。その頃にはナノさんに光が見えている事を
祈っています。

ナノ
ナノ
2006年5月25日20:03

☆☆ミルクさんへ☆☆

ミルクさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

調子は如何でしょうか。確かに病気の事で心配してもらえる
という事は感謝すべき事だと感じました^^

ミルクさんもオバサン族の被害にあってらっしゃったの
ですね・・・。本当、あの図々しさは何処からやってくるので
しょうね;; 本当腹が立つ事が多いです。

ミルクさんにも生きる意味、生きる道に光が燦々と
降り注ぐ事を祈っています。