隔離されている気分。
2006年4月7日 抑うつ状態昨日よりは少し遅く起床して、窓を開け放った。
すると風の匂いはもう『春』という柔らかなものになっていて、
益々自分は置いてけぼりにされているなと痛感した。
けれどもその風は優しく心地よかった。
近頃は大学・高校等の入学式があり、新しい生活をスタート
させている人を沢山目にする。けれども私は去年と同じ場所で
去年よりも病状を悪化させて動けないでいる。
社会の皆は前へ前へと進んでいく。私はこれ以上動けない。
毎日毎日同じ事の繰り返しで、いい加減嫌になってしまう。
療養中で、休養が一番大切な筈なのに、何故か私は時間に
追い立てられ、休まらない。起床してからやらねばならない事、
それは小さな下らないものであるが、それをこなさないと
次へと進めない。独自の奇妙なスケジュールを作り上げてしまい
自らを窮地に追い詰めている感じである。
もっとぼんやりとぼぉっとしていたいと思う。
お薬の効果で心を落ち着かせ、半ばとろんとした意識の中で、
それでも『やらねばならない』事がある気がして
落ち着いて休めないでいる。
置いてけぼりにされ、世間から隔離されているような感じ。
それでも生きているだけで一杯一杯でニュースで新しい
スタートをきった人達を傍観する。世界情勢は次々と動いていく
中で、私はいつまでもこの場所から動けないままでいる。
凄く焦りの気持ちが湧き出てくる。
そして過去の出来事が浮かんでは、傷を残して消えていく。
いつもと変わらない心と頭の動き。
去年と比べて確かに今の自分は変わっていると感じ、いつまでも
同じ場所に留まっているわけではないと解る。けれども、前へと
進んでいるのならばそれを受け入れられるが、どうしても自分は
後退し、廃退している感が否めない。
主治医は言った。
「うつ病はまだまだ酷くなり、やがて動けなくなる」と。
それは、動けなくなるまで堕ちていかないと治癒へと向かう事
はないという理由がある。
しかし、摂食障害の症状だけでも苦しいのに、その上うつ病の
為に動くことすら出来なくなると言うのは耐えられない。
確かに日によっては、今日のように春の風を感じて心が柔らかく
なったり、また、何も無いのに酷く落ち込んだりする事もある。
その自分の変動に付いて行けず、心の中は焦りっぱなしである。
『生きる事』は辛い事である。
それに病気が重複して症状を引き起こしていれば、
辛さ・苦しさは増加していく。
やはり私は自ら自分を苦しみへと誘っているような気がする。
少しでも前向き思考になろうと頑張るのであるが、
やがて自分の状態に言うことを気かない身体や脳に落胆し、
抑うつ状態に陥って抜け出せない。
生きているだけで酷く疲れる。摂食障害特有の『痩せ』に対する
異常なまでの拘り。固形物は太るから一切受け付けられない
頑強な想い。強迫性障害に終始する1日。
仕方の無い事だとして、それらを甘受して今は生きるしかない
のであろう。今は・・・今は。
すると風の匂いはもう『春』という柔らかなものになっていて、
益々自分は置いてけぼりにされているなと痛感した。
けれどもその風は優しく心地よかった。
近頃は大学・高校等の入学式があり、新しい生活をスタート
させている人を沢山目にする。けれども私は去年と同じ場所で
去年よりも病状を悪化させて動けないでいる。
社会の皆は前へ前へと進んでいく。私はこれ以上動けない。
毎日毎日同じ事の繰り返しで、いい加減嫌になってしまう。
療養中で、休養が一番大切な筈なのに、何故か私は時間に
追い立てられ、休まらない。起床してからやらねばならない事、
それは小さな下らないものであるが、それをこなさないと
次へと進めない。独自の奇妙なスケジュールを作り上げてしまい
自らを窮地に追い詰めている感じである。
もっとぼんやりとぼぉっとしていたいと思う。
お薬の効果で心を落ち着かせ、半ばとろんとした意識の中で、
それでも『やらねばならない』事がある気がして
落ち着いて休めないでいる。
置いてけぼりにされ、世間から隔離されているような感じ。
それでも生きているだけで一杯一杯でニュースで新しい
スタートをきった人達を傍観する。世界情勢は次々と動いていく
中で、私はいつまでもこの場所から動けないままでいる。
凄く焦りの気持ちが湧き出てくる。
そして過去の出来事が浮かんでは、傷を残して消えていく。
いつもと変わらない心と頭の動き。
去年と比べて確かに今の自分は変わっていると感じ、いつまでも
同じ場所に留まっているわけではないと解る。けれども、前へと
進んでいるのならばそれを受け入れられるが、どうしても自分は
後退し、廃退している感が否めない。
主治医は言った。
「うつ病はまだまだ酷くなり、やがて動けなくなる」と。
それは、動けなくなるまで堕ちていかないと治癒へと向かう事
はないという理由がある。
しかし、摂食障害の症状だけでも苦しいのに、その上うつ病の
為に動くことすら出来なくなると言うのは耐えられない。
確かに日によっては、今日のように春の風を感じて心が柔らかく
なったり、また、何も無いのに酷く落ち込んだりする事もある。
その自分の変動に付いて行けず、心の中は焦りっぱなしである。
『生きる事』は辛い事である。
それに病気が重複して症状を引き起こしていれば、
辛さ・苦しさは増加していく。
やはり私は自ら自分を苦しみへと誘っているような気がする。
少しでも前向き思考になろうと頑張るのであるが、
やがて自分の状態に言うことを気かない身体や脳に落胆し、
抑うつ状態に陥って抜け出せない。
生きているだけで酷く疲れる。摂食障害特有の『痩せ』に対する
異常なまでの拘り。固形物は太るから一切受け付けられない
頑強な想い。強迫性障害に終始する1日。
仕方の無い事だとして、それらを甘受して今は生きるしかない
のであろう。今は・・・今は。
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