ついさっきまでは普通の状態でも、ふと耳にした言葉や
頭に浮かんでくる思念で一瞬の内に抑うつ状態に陥る事が多い。
そして暗い暗い思考に取り憑かれ、その泥濘から抜け出す事が
出来なくなる。
『どうして私は生まれてきてしまったのだろう』
このような事を考え始めると切りが無い。
そもそも、母と父の結婚は無理矢理であった。
母は、父とお見合いをしたが断った。しかし、私の祖父母が
早く嫁に出したかった為なのかどうかは分からないが、無理矢理
そのお見合いを成立させ、結婚させたがった。
母は、それが嫌で家出までした。なのに近所の人々も巻き込んで
見つけ出され、あらゆる抑圧を掛けられて結婚せざるを
得なかった状態だったという。
そして嫁いだ先では親戚中からの精神的な苛虐。朝から晩まで
束縛された生活。やがて過食症になり30kgは太ったという。
すると不妊症になってしまった。しかし母はこの環境で自分の
味方が誰一人居ない事を哀しみ、生まれた子どもを自分の味方に
したいと願った。そして不妊治療を行い、産まれたのが
私である。母には父に対して愛なんて無く、でも3人子どもを
産んだ。母が言うには『まるで子どもが4人いるようなもの』
だったらしい。父は兎角子どもの様に自己中心的な態度で、
自分の思うようにならないと物に当たったり怒鳴り散らしたり
した。しかしその様な態度を見せるのは母と私の前だけで、
妹と弟は特別可愛がっていた。甘やかし、欲するものを何でも
与えた。私はピアノを習わされていたので、家での練習の為
ピアノが必要だと言うと、父は母方の祖父に借金をして渋々
アップライトピアノを購入してくれた。しかし、毎日の様に
厭味を言い続けられ、その上日曜日父が休みの日にピアノの
練習をしようものなら「うるさい。下手糞な癖して阿保が」
等と罵言を浴びせられた。しかし妹や弟が遊びで弾いている時は
何も言わない。その差別に私の心はにじりにじりと歪みが生じて
きていたのであろう。母が離婚に踏み切り、父は持病の為に
リストラされ父方の祖母が亡くなった時に分けられた遺産も
ギャンブルや妹と弟に好きなものを買い与える為に直ぐに
使い果たした。そしてお金が無くなると借金をしてまで妹と弟を
自分の味方につける為に好きなものを買い与え続けた。
話が随分逸れてしまった。そんな父も高血圧で心臓に疾患があり
家に1人でいる時に倒れても誰も気付かないであろう。
そう思うと哀れで仕方ない。
何で私なんかが生まれてきてしまったのであろう。
生きていても苦しい事だらけだった。きっと楽しい事嬉しい事も
あったと思うが、今のこの病気による苦しみを思うと
一層の事生まれてこなければ良かったと、後悔しても仕方の無い
事で延々と悩み続ける。
日中の拒食状態も、『食べる事を我慢する』という事を只管
頑張っている。夜になると過食嘔吐は2回しなければならないと
一種の強迫観念に襲われる。
こうして此処で綴っているのも、『毎日やらねばならない事』と
必死で鈍い頭を働かせてやっている事である。
しかし、此処でコメントを下さるまるこさんや紫音さんに随分
救われているのも事実である。心に温かいものが広がる。
此処で綴る事は全てが自分の中身、そして自己満足の文章で
しかないが、分散した心の整理が出来ていることは確かである。
綴っていく事で、沢山の過去が溢れてくる。いつかそれらも
消化し、昇華させなければならない事である。
抑うつ状態にあると、頭も身体も心も全てが重くなる。
主治医は休養するしかないと仰るので、きっとそれしか術は
無いのであろう。けれども突如湧き上がる何ともいえない暗く
重い感情に振り回される。
1日・数時間でもいいから、全てから解き放たれて全てを忘れて
過ごしたい。しかしその方法は眠りによって得られるしかない
ものであるというのが少し悲しい。
頭に浮かんでくる思念で一瞬の内に抑うつ状態に陥る事が多い。
そして暗い暗い思考に取り憑かれ、その泥濘から抜け出す事が
出来なくなる。
『どうして私は生まれてきてしまったのだろう』
このような事を考え始めると切りが無い。
そもそも、母と父の結婚は無理矢理であった。
母は、父とお見合いをしたが断った。しかし、私の祖父母が
早く嫁に出したかった為なのかどうかは分からないが、無理矢理
そのお見合いを成立させ、結婚させたがった。
母は、それが嫌で家出までした。なのに近所の人々も巻き込んで
見つけ出され、あらゆる抑圧を掛けられて結婚せざるを
得なかった状態だったという。
そして嫁いだ先では親戚中からの精神的な苛虐。朝から晩まで
束縛された生活。やがて過食症になり30kgは太ったという。
すると不妊症になってしまった。しかし母はこの環境で自分の
味方が誰一人居ない事を哀しみ、生まれた子どもを自分の味方に
したいと願った。そして不妊治療を行い、産まれたのが
私である。母には父に対して愛なんて無く、でも3人子どもを
産んだ。母が言うには『まるで子どもが4人いるようなもの』
だったらしい。父は兎角子どもの様に自己中心的な態度で、
自分の思うようにならないと物に当たったり怒鳴り散らしたり
した。しかしその様な態度を見せるのは母と私の前だけで、
妹と弟は特別可愛がっていた。甘やかし、欲するものを何でも
与えた。私はピアノを習わされていたので、家での練習の為
ピアノが必要だと言うと、父は母方の祖父に借金をして渋々
アップライトピアノを購入してくれた。しかし、毎日の様に
厭味を言い続けられ、その上日曜日父が休みの日にピアノの
練習をしようものなら「うるさい。下手糞な癖して阿保が」
等と罵言を浴びせられた。しかし妹や弟が遊びで弾いている時は
何も言わない。その差別に私の心はにじりにじりと歪みが生じて
きていたのであろう。母が離婚に踏み切り、父は持病の為に
リストラされ父方の祖母が亡くなった時に分けられた遺産も
ギャンブルや妹と弟に好きなものを買い与える為に直ぐに
使い果たした。そしてお金が無くなると借金をしてまで妹と弟を
自分の味方につける為に好きなものを買い与え続けた。
話が随分逸れてしまった。そんな父も高血圧で心臓に疾患があり
家に1人でいる時に倒れても誰も気付かないであろう。
そう思うと哀れで仕方ない。
何で私なんかが生まれてきてしまったのであろう。
生きていても苦しい事だらけだった。きっと楽しい事嬉しい事も
あったと思うが、今のこの病気による苦しみを思うと
一層の事生まれてこなければ良かったと、後悔しても仕方の無い
事で延々と悩み続ける。
日中の拒食状態も、『食べる事を我慢する』という事を只管
頑張っている。夜になると過食嘔吐は2回しなければならないと
一種の強迫観念に襲われる。
こうして此処で綴っているのも、『毎日やらねばならない事』と
必死で鈍い頭を働かせてやっている事である。
しかし、此処でコメントを下さるまるこさんや紫音さんに随分
救われているのも事実である。心に温かいものが広がる。
此処で綴る事は全てが自分の中身、そして自己満足の文章で
しかないが、分散した心の整理が出来ていることは確かである。
綴っていく事で、沢山の過去が溢れてくる。いつかそれらも
消化し、昇華させなければならない事である。
抑うつ状態にあると、頭も身体も心も全てが重くなる。
主治医は休養するしかないと仰るので、きっとそれしか術は
無いのであろう。けれども突如湧き上がる何ともいえない暗く
重い感情に振り回される。
1日・数時間でもいいから、全てから解き放たれて全てを忘れて
過ごしたい。しかしその方法は眠りによって得られるしかない
ものであるというのが少し悲しい。
コメント
今の状態から解き放たれればどんなに楽だろう。
どんなに元気になれるだろう。考えれば元気だった頃の自分がうらやましい。
とりあえずはマイペースで生きていくしかない。
無理をしたらその分反動が怖い。
ナノさんが過去にしばられずに今をゆっくり生きていけますように・・・ 紫音より
紫音さん、こんばんは。
眠れない事がストレスとなっているのですね・・・。本当眠れないと辛いですし、苛々の元となりますね。でも、彼氏さんに優しく穏やかに諭された事は救いでしたね。
本当、元気だった頃、もし今元気で同年代の女の子の様に仕事に恋愛に遊びにと充実できたらどんなに良い事でしょう・・・。私は同年代のそんな女の子が羨ましいです。
そうですね・・・。取り敢えずはマイペースで生きる事がベストですね。ゆっくりとしたペースで、混乱の中に溺れてしまわないように生きていけるといいですね。