ここ2〜3日、午前の遅い時間に目覚めるようになった。

就薬を服用するのは大体朝の4時から5時。強い薬を入れても、

多目に服用しても、6時間強しか眠れていない。考えられる

原因は、余り深く抑うつ状態に陥らなくなった事位である。

落ち込み過ぎると、気力だけでなく体力も失せていく為、2度も

過食嘔吐をするとぐったりしてお薬を服用したらすぐ眠り、

9時間位は眠れる。長い間眠っていられたら、その分余計な事を

考えなくて済むし、『死』に関する事も取り敢えず頭のどこかに

追いやっておける。だから沢山眠っていたい・・・。




早い時間に目覚めてしまうと、余り良い事は無い。鬱々と沈んで

いく思考を持て余し1人勝手に苦しんでいる。それに1番憂う

べき点は『お腹が空いてしまう』事である。

空腹を感じると、何か食べたくなる。つまり過食したくなる。

日中過食してしまうと、凄くしんどくなる。何もかも放棄したい

気分になる。でもそれが出来ず律儀に時間になったらシャワーを

浴びたり2リットルの水を飲み干す為に頑張ってしまう。

何とみすぼらしい努力であろう・・・。

だからここ2〜3日は必死に日中の過食衝動と闘っている。

今の所日中に過食・嘔吐はしないで済んでいる。




閑話休題。私は、夜になるとアルコールを摂取する。

スーパーの隣に大きな酒屋があるので、最早常連で顔を覚えられ

ていて、レジでは会話までしている有様である。元々母が毎日

其処で350mlのビール1パック(6本入り)を購入していて、

その娘として覚えられてしまった。




私は、此処の所毎日発泡酒500mlを2本、酎ハイ350ml

1本を決まって購入している。アルコールを摂取している時は

何も食べないのでその時間分、過食嘔吐する時間を遅らせる事が

できる。




しかし問題なのは、





「お酒を飲まなきゃやってられない」




という事実であろう。いつからだろう・・・多分大学生の頃から

『肝休日』は無くなった気がする。学生時代出逢った彼氏が、

とてもお酒に強い人で、つられて自分も飲むようになった。

その人はワーカホリックでもあり、一緒に住んでいても仕事から

帰ってくるのは深夜2時3時は当たり前であった。1人で待つ

心許なさ、不安、寂しさから私は1人酒をするようになった。

ウォッカを大きな瓶で買ってきてオレンジジュースと混ぜて

スクリュードライバーとして1日で半分空けた事もあったし、

ワインを1本嘔吐しながらも飲み干して、急性アルコール中毒

となり救急車で病院に運ばれた事もあった。その頃は完全に、

アルコールに依存していた。




その後もぐちゃぐちゃと嫌な出来事はあったが、それはさて置き

現在そんな無茶な飲み方はしなくなった。又、アルコールに強い

遺伝子を元々持っているからか、酔って記憶をなくす事も無い。

蒸留酒やリキュールの類も味を楽しみながら少しずつ飲むように

なった。




けれども、1日たりともお酒を飲まない日など無い。鬱屈とした

心を少し解す作用に依存しているみたいである。

私は向精神薬を服用しているので本当はアルコールなど禁忌で

あるが、主治医には詳しく伝えてあるので、それを考慮して

1回分の薬は粉薬にして少なめに調整されている。とは言っても

やはりお酒と薬の併用は身体に多大なるダメージを与えている

であろう。




でも、夜になると本当に「呑まないとやっていられない」

などと中年のオヤジの様な心持ちになる。私の唯一の楽しみは、

こうして発泡酒を呑みながら、ネットをしたり本を読んだり

TVを観たりする事だけかも知れない。しかし、アルコールは

食欲を増幅させる効果もあるので、夜になると過食嘔吐はもう

避けられない・・・。




全ては自業自得であるが、もう何もかも諦めているような心境

である。飲酒し喫煙し過食嘔吐をして身体をどんどん痛めつけ

自ら奈落の底へと向かっているようなものである。




まだ主治医からは『アルコホリック』だとは宣告されていないが

やがてそうなってしまうだろう自分を薄々感じる。

何故なら母は数年前からアルコール依存症であるから・・・。

きっと私が生きている事や私の病気が負担で、母こそ

「呑まなきゃやってらんない」という気持ちなのであろう。




本当に母には負担をかけてばかりいる。その所為でアルコールに

因り身体を壊しかけている。




私は一体どうすべきなのか、どうしたら母が苦しみから解放

されるのか、薄々気付いていても分からない。




アルコール。呑めない体だったらこんな悲劇は生まれなかったで

あろう。




そうして私はまた発泡酒のプルタブを開けるのである・・・。

コメント

紫音
かぐら
2006年3月10日16:50

私も一時期アルコール服用しては薬飲んだりしてそんな日を繰り返していたよ。
まさに「のまないとやってられない」状態ですね。
そしてそのまま寝てしまう。しかしその寝起きの気分の悪いことといったら・・・今はもうやってないけれどナノさんもあまり強烈に飲酒しないでね。少しずつ少しずつ減らしていければいいね。そう願っています・・・       紫音より

ナノ
ナノ
2006年3月10日20:42

☆☆紫音さんへ☆☆

紫音さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

優しい言葉が胸に沁みます。心配してくださり、ありがとうございます。急にゼロにする事は不可能ですよね。本当、少しずつ減らして行きたいものです。

紫音さんも苦しい時期を送っていたのですね。確かにお薬とアルコールの併用は寝起きの気分が酷く悪いですよね。今はもうやっていないとの事、安心しました。

紫音さんもゆっくりと身体を休められる時に休めてぼちぼちやっていけるといいですね^^