微睡み

2006年3月5日コメント (4)
過食の衝動も無く、比較的落ち着いている時間はとても少ない。

でも心が落ち着いており、微睡みの中夢現でいる時、とても

リラックスしているように思う。




精神状態が荒れている時は、脳も心も休まらず、只管苛々と

している。そうなるとどうしても食べ物の事が頭から離れない。

しかし、1日に3回過食嘔吐するのは体力の面で限界を感じて

いる。身体がしんどいのに、それでも神経が粟立ち逆立って

いる時は形振り構わず過食に走ってしまう。そして後悔するので

ある。




『もう食べ物など見たくもない。食べたくもない』



と強く思うのに、脳はその意に反して【過食をする時間】が

来たら、食べ始めてしまう。




沢山食べたり、吐いたりしている時は、半ば義務的で殆ど解離

している。そんな時は苦痛を余り感じられない。全てが終わった

後、酷く疲弊している事に気付くのである。




けれども最近、過食している途中に、「何でこんな苦しい事を

しているんだろう」と我に返る瞬間がある。それを無視して

胃の限界を感じ嘔吐している時も「苦し過ぎる、もう止めたい」

とふっと頭を過ぎるのである。でも途中で止める事は出来ない。

そうなると目の前の凄惨で醜い穢れた自分が浮き立ち始め、

自己嫌悪と自分を責める言葉で身体中が覆われる。




もう疲れた。止められないのなら

消え去ってしまいたい。





と強く願う。止められないのには何か心に原因があって、それを

見つけてその源や傷等を、介抱若しくは癒す事をしなければ

ならないのであろう。5年に渡るカウンセリング、4年に渡る

診察の中でそれらしき原因は見つけられても、それをどのように

して介抱したり癒したりすればいいのか皆目見当も付かない。

また、その方法が解ったとて実行に移す気力も無い。

だから私はいつまでもいつまでも過食嘔吐を繰り返してしまう

のであろう。




ここ半年の変化としては、過食嘔吐一辺倒だったのが、拒食の

要素も強く混じってくるようになった事である。

だから日中過食をしない日が増えた。また、うつ病と診断が

下り、しかも重症だと告げられた。最早、気の持ち様ではない。

夜に近所のスーパーに外出すると思っただけで気が重くなり、

胃が痛くなったりお腹を下したりするのであるから。




そんな生活の中ではもう眠っている時だけが唯一の助けであり、

起床してソイラテを飲み一服した後、微睡んでいる時だけが

リラックスできる時間である。意識がはっきりしてくるともう、
 

 
自分など必要ない。生きている事

自体が苦痛だ。



という思考が頭を占めて突発的に死を決意しようとする。

スーパーへ行く道すがら前から走ってくる車に飛び込めば死ねる

のかな・・・と阿保な事を思い付いて本当に自分は仕様も無い人間

なのだと自覚する。




しかし、今は全く気力が無い為、自殺すら出来ない。

死んでしまおうと行動に移す事ができない。

医者はこれを「うつが死のうとするあなたを救ってくれている」

と仰るのである。その通りである事は否めないが、うつは途轍も

なく苦しいし、摂食障害も身体や心がボロボロになってしまう程

しんどい。真正面からこれらと付随してくる病を受け止めたら

呆気なく壊れてしまうだろうと感じる。




だから、怠けていて情けないとは分かっていても、出来る限りの

やらねばならない事だけはちゃんとして、日中の微睡みを夢現を

大事にして、心身を休めながら何処に行き着くかも判らない道を

歩いていくしかないのであろうと痛感する。

「ゆっくり、ゆっくり。」と自分に言い聞かせながら・・・。

コメント

紫音
かぐら
2006年3月6日18:32

大丈夫?私も人の事は決していえない状況下にあります。
なぜ生きているのか。なぜ死ねないのか。辛い。
このまま一日一日過ごしていった先に何があるのだろう。
果てしないし先も見えないじゃ生きていたくもない。

まぁどこかに「生きよう」というエネルギーがあるから
死ぬ行動には出られないのだろうけれど、今の私たちには毎日ぼーっとしたりしながら自分のペースを大事にして生きていくしかないようですね・・・そう思いながら焦燥感にかられる・・・

お互い辛い毎日ですがゆっくりまったり生きましょうね。
                      紫音より

ナノ
ナノ
2006年3月6日20:46

★★紫音さんへ★★

紫音さん、ツライ中コメントを残してくださり、本当にありがとうございます。

日記を拝読していますが、凄く苦しい状況にありますね・・・。
そんな真っ暗闇の中にいると、毎日生きていてこの先に何があるのか見当も付きませんよね。

でもその中で紫音さんは必死で頑張ってらっしゃいます。とても尊敬します。

そうですね、きっと「生きよう」というエネルギーに因って毎日過ごせているのかもしれませんね。先の見えない暗闇の中では生きていくのは本当に嫌になります。共感します。

紫音さんのペースでゆっくり進む事がベストなのかもしれませんね。なのに次から次へと降りかかってくる出来事には辟易してしまいますね。

不安や焦燥感も大きいと思いますが、本当、ゆっくりを基本にして生きていけるといいですね。

まるこ
まるこ
2006年3月6日20:47

ナノさん・・こんばんは^^
大丈夫・・きっと大丈夫・・
これは紫音さんの日記のコメントにも書かせて頂いた事と重なりますが、私は、ナノさんの存在自体が嬉しいですし、大切です。ナノさん。少なくとも私にとっては大切な存在です。それでナノさんがご納得頂けるかは解りませんが、私はナノさんの、その観念がなくなるまでいつまでも言い続けます。大切な存在なんですよ・・ナノさん・・。ゆっくりゆっくりで良いのです。むしろゆっくりゆっくりが良いのです。こうしてみんなと繋がっている事実に目を向けて、決して諦める事なく、お互いでんでん虫以下のスローペースで構わないから、生きる事に拘りましょうね。
生意気な事言ってしまって、すいません・・。

ナノ
ナノ
2006年3月7日1:06

☆☆まるこさんへ☆☆

まるこさん、こんばんは。

大切な存在だと思って頂けるだけでとても嬉しいです。本当にありがとうございます。少し、「生きててもいいのかな」という思いが湧いてきます。私も、まるこさんの存在はとても大事です。こんな私のことも気にかけてくださり、何と申していいのやら;;

生意気だなんて思っていませんよ。とっても嬉しい言葉をかけてくださり、感謝の気持ちで一杯です。

本当、でんでん虫のようなスローペースでもいいから生きるということを意識して行きたいです^^