朝、携帯時計の目覚ましアラームが鳴り、目は覚めた。
しかし、起き上がろうと思っても身体は鉛よりも重かった。
今日は通院日。カウンセリングの時間も先生が考慮して下さり
11時からという遅い時間になった。なのにこの情けない身体は
動かなかった。必死で自分を鼓舞しても、すぐ憂鬱な気分で
塞がれる。心のスイッチを入れようと思っても出来ない。
私は情けない上に阿保だと思った。
また、ベゲタミンAを服用しなかった為その憂鬱さは増し、
自分を責める言葉が際限なく頭の中を駆け巡った。
夕方、シャワーを浴びるまで身体は動かず、主治医との電話診察
で今の自分がどういう状態であるかを改めて確認した。
「無理にスイッチを入れて頑張って病院に
来る必要は無いよ。うつ病は身体が動かなくて
当たり前なんだから。こうやって電話で声を
聞かせてくれるだけでいいんだから」
と主治医に言ってもらえた事で、幾分救われた気がする。
うつ病は、一番底まで堕ちないと治癒へと向かわない。
所謂病院に来る状態にまでなったうつ病の方は、もう堕ちきった
状態であり、投薬と充分な休養で2週間もすれば快復の兆しが
見えてくるらしい。私の場合は摂食障害も強く影響しているので
簡単にと堕ちることは無く、足掻いて足掻いて堕ちないように
過食嘔吐をしている状態である。しかしそんな無駄な抵抗も
虚しく、日増しに鬱は増していく。死ぬ事ばかり考え、死ねば
全て終わって楽になれるという思いで心が破裂しそうになる。
唯、これが『うつ病の力』というらしいが死ぬ事を実行する気力
さえ無い為、死ねない。生きていて申し訳ない気持ちで一杯
なのに、生きなければならない。
また季節は廻ってしまい、もうすぐ花の咲き誇る4月が来る。
私は花が好きであるが、今はその力強さに負けてしまうというか
その美しく咲き誇る姿に圧倒され余計に気力が奪われていく。
そして4月になれば新たなスタートを切る人でいっぱいになる。
そんな中私は部屋で1人うずくまり只管夜が来るのを待つ。
みんなが頑張って学校へ行ったりお仕事をしている間、
私はいつまでも自分と向き合い余計に病状をこじらせる。
そうして大嫌いな夏が来て、太陽の眩しさに負ける。
秋が来ると漸く自分の季節が来たと幾分楽になるが、また更に
憂鬱を増すのである。こんな暗く侘しい事しか思い付かない。
どんなに使えない頭を回転させても、空回りに終わり、
今日はこんな鬱々とした不愉快な言葉しか綴れない。
もう、止めておこう。
唯、いなくなってしまいたい。これが今の最大の望みである。
しかし、起き上がろうと思っても身体は鉛よりも重かった。
今日は通院日。カウンセリングの時間も先生が考慮して下さり
11時からという遅い時間になった。なのにこの情けない身体は
動かなかった。必死で自分を鼓舞しても、すぐ憂鬱な気分で
塞がれる。心のスイッチを入れようと思っても出来ない。
私は情けない上に阿保だと思った。
また、ベゲタミンAを服用しなかった為その憂鬱さは増し、
自分を責める言葉が際限なく頭の中を駆け巡った。
夕方、シャワーを浴びるまで身体は動かず、主治医との電話診察
で今の自分がどういう状態であるかを改めて確認した。
「無理にスイッチを入れて頑張って病院に
来る必要は無いよ。うつ病は身体が動かなくて
当たり前なんだから。こうやって電話で声を
聞かせてくれるだけでいいんだから」
と主治医に言ってもらえた事で、幾分救われた気がする。
うつ病は、一番底まで堕ちないと治癒へと向かわない。
所謂病院に来る状態にまでなったうつ病の方は、もう堕ちきった
状態であり、投薬と充分な休養で2週間もすれば快復の兆しが
見えてくるらしい。私の場合は摂食障害も強く影響しているので
簡単にと堕ちることは無く、足掻いて足掻いて堕ちないように
過食嘔吐をしている状態である。しかしそんな無駄な抵抗も
虚しく、日増しに鬱は増していく。死ぬ事ばかり考え、死ねば
全て終わって楽になれるという思いで心が破裂しそうになる。
唯、これが『うつ病の力』というらしいが死ぬ事を実行する気力
さえ無い為、死ねない。生きていて申し訳ない気持ちで一杯
なのに、生きなければならない。
また季節は廻ってしまい、もうすぐ花の咲き誇る4月が来る。
私は花が好きであるが、今はその力強さに負けてしまうというか
その美しく咲き誇る姿に圧倒され余計に気力が奪われていく。
そして4月になれば新たなスタートを切る人でいっぱいになる。
そんな中私は部屋で1人うずくまり只管夜が来るのを待つ。
みんなが頑張って学校へ行ったりお仕事をしている間、
私はいつまでも自分と向き合い余計に病状をこじらせる。
そうして大嫌いな夏が来て、太陽の眩しさに負ける。
秋が来ると漸く自分の季節が来たと幾分楽になるが、また更に
憂鬱を増すのである。こんな暗く侘しい事しか思い付かない。
どんなに使えない頭を回転させても、空回りに終わり、
今日はこんな鬱々とした不愉快な言葉しか綴れない。
もう、止めておこう。
唯、いなくなってしまいたい。これが今の最大の望みである。
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