処方されているお薬が私にあっている為、きちんと服用すれば

日中に過食衝動に覆われる事はない。

だから出来る事なら1日中何も食べたくないと思う。

食べるのも苦しければ、吐くのはもっと苦しい。

過食嘔吐後の疲労が半端じゃない。それ程しんどいものである。



たまに、自分に対する苛立ちや腹立ちを感じると、食べて食べて

そして嘔吐してしまいたくなる。



私は『吐く為』に過食するのだと思う。



実際、日中お薬の作用の所為か落ち着いていて、過食衝動も無く

栄養摂取のためのスープを飲むだけで済むと身体が軽い。

少し空腹感を感じ、それを我慢する方が楽である。

日中に過食嘔吐をしなければ、心身を休める為に一眠りする事も

出来る。

摂食障害は、本当にあらゆることに障害をもたらすものである。



しかし、夜になるともう駄目になる。過食しないように、

食べないようにしていた抑制が外れてしまう。

夜を迎える度に、どんどん自分への嫌悪感が増幅する。



祖母からのアドバイス通り、夕方頃5分でも10分でも散歩を

して身体を動かせば、心にも良い風が吹くであろう。

家に閉じこもっていても良い事など殆ど無い。

しかし、抑うつ状態にあると家の中を歩き回るだけで

精一杯である。座椅子にもたれて次々に画面を変えていくTVを

眺めながら、ミネラルウォーターや氷を摂取するだけ。

何と虚しい毎日であろうか・・・・・・。



昨日あれほど強かった希死念慮もお薬の

作用のおかげか、形を潜めている。

けれど、お薬を飲み忘れたら忽ちずぶずぶと鬱の沼に沈み込む。



兎に角、夜になったら俄然過食に転じてしまう。そんな自分が

嫌で嫌で堪らない。日中はあれだけ我慢する事は容易いのに

その留め金が外れたように、俄かに過食嘔吐を始めるのがもう、

もう・・・・・・自分を呪うしかない程辛い。



そうして生きている事自体に嫌悪感を覚えていくのである。

今日はそんなに「私なんか死ねばいいのに」という気持ちは

強くなかったが、この想いは1日たりともなくなる事は無い。



今、大体1日に2回過食嘔吐をしている。たまに3回になって

しまう事もあるが。

しかしこの2回を1回に減らせたら、少しは心身共に楽になる

かも知れない。



だけど、『1日2回はやらねば・・・』

という下らない強迫観念に支配されていては困難である。



眠っているときだけが、意識から解放されていて楽である。

出来る事なら、小さい頃のように20時や21時頃には

床に就き、次の日の昼まで眠り続けていたい。



意識があると、常に自分を責め苛んでいる事に気付く。

情けない自分、そして夜になれば過食食材を買いに行き無駄遣い

する自分、それを過食して全て吐き出す自分・・・。

人間の、自分の醜態を体現しているようである。



正直な所、もう疲れてしまったから、解放されたいと願う。

死を以って解き放たれたい。それしか術はないのであるから。

けれども此処まで育ててくれた母を悲しませてしまうし、

祖父・祖母に対しても申し訳ない。



一体どうしたらいいのであろう。苦しみを甘受して生きていく

しかないのであろうか。

取り敢えず、1日1日を生きてみるしかない。限界が来るまで、

ただ1日を過ごすしか私には術がない・・・。

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