今朝4時前には一通りの処方薬を少し量を減らして服用した。


酷い苛々も無く正午少し前には目覚め、ぼんやりしていた。

そして内科へ行く決意は固かった為、支度も出来た。

服用した量は少なかったけれど、過食衝動も無く過ごせた。



この内科は木曜午後休診であるが、母が前日診察に行った時に

手配してくれていた。とてもありがたいと思っている。



『栄養を摂り入れるのは嫌だな』と若干抵抗はあったが、

点滴液の袋を見て500ml、100kclだったので

その気持ちは薄らいだ。



点滴の中身はイエローで電解質とビタミンの類だけだった。

しかし、針を刺してくれる看護師が少し下手だったのが・・・。

どうやら私の腕の血管は細く固いらしく、浮き出ていても

針から逃げてしまうらしい。

結局2度刺され損をした・・・もうすっごく痛かった。

腕を変えて左腕にしてもらったら成功し何とか液が落ちてきた。

今まで何度も点滴を受けた事はあるが、こんなに痛い事は

無かったので、運が悪かったのであろう。



1時間強かかったし、病院と言う事もあり埃やウィルスが

散らばっているような感が否めなくて、その上乾燥していたから

今も喉がひりひり痛む。少し熱っぽいし、節々が痛い。

病院へ行って風邪を引くなんて洒落にならない。



その後ホームセンターへ行き、座椅子を購入した。

今座っているが、足や腰がとても楽である。しかし、品数が

少なく余り気に入ったデザインのものではないのが残念である。



そして大きな店舗の100円ショップへ行った。

日中に外出して買い物をする事は随分久し振りで、

人も多かった為、酷く疲れた。しかし其処は広くて

たくさんの商品がありとても楽しめた。

最近必需品となっているマスクや栄養摂取のためのスープ、

消毒用アルコールを入れるスプレー容器や死海から採取した

荒塩のバスソルト等色々なものを購入した。

過食食材以外でお金を遣う事は自己嫌悪が少し薄れる。



しかし、本当に凄く疲弊した1日だった。

外に出る事が心身ともにこんなにも疲れるだなんて

自分の身体を甘く見ていたようである。



しかし母ともたくさん会話する事が出来たし、私の事を

慮ってくれている気持ちがとても伝わってきたので、

心は徐々に落ち着きを取り戻しつつある。



唯、母は週末、試験の為に居ないと言う事が些か不安である。

狭い家の中で、離れた部屋で各々過ごしてはいるが、

“この家の中に一緒にいる”

と言う思いだけでも随分安心して落ち着いて過ごせているから。



やはり、一人きりで過ごすというのはとても寂しい。

それに、精神的に脆くなってしまう為感情のコントロールが

上手くいかない可能性だってある。

『落ち着いて休養している時間』を取ると言う事は

神経症を患っている人間にとって難しい事であると痛感する。





今年初の点滴治療。昨年は自家中毒や風邪、急性アルコール

中毒などで点滴にはお世話になった。

嘔吐をするから滅茶苦茶になった私の血液中の電解質を

少しでも正常値に近づける為に、少しでも補えるように

2週に1度は点滴治療が必要かも知れない。



また今夜も2回の過食嘔吐が手をこまねいて私を待っている。

折角点滴したのに台無しである。どうにかならないものかと

何時も頭を悩ませる行為・・・・・・。



苦しい、辛いなんて事はもう当たり前なのでそれを今更

助けて欲しいとは思えなくなった。自分でどうにかするしか

無いのだから。



回数を減らすなどの努力は出来るかもしれない。

飽くまでも自分の脳と心と身体との闘い。これは自己責任。

心の奥底ではこの半端無い苦しみに泣き叫んでいるが、

半ば解離した状態で今日もまた食べ物を詰め込むのであろう。



緩解への道を少しでも前へ進められたと思ったら、

突然のアクシデントで後ろへと突き飛ばされている。



でも、諦めたらそこで自分の成長も止まってしまう。

それはとても哀しい。だからこそ強迫観念も、自ら作り出した

枷も、己で如何にかするしかないのである。


時々、カウンセラーや主治医に支えられながら。母の想いを

感じながら。



自分の中身は何時も何処かで何かと闘っていて、だから外へ出る

余裕が生まれないのかも知れない。

でも、少しでも元気を取り戻し、蓄える事ができたなら

過食費位は自分で稼げるようにならなければならない。

そう、自分に戒めて後退しながらも前を向いてみたい。

コメント

まるこ
まるこ
2006年1月26日22:26

ナノさん、点滴大変ですね。ご体調は如何ですか・・心配です。
ナノさん・・私も過食嘔吐を繰り返していた時期がありました。今またダイエットを始めたせいもあって、ややもすると過食嘔吐に走りそうな自分を否めません。ナノさんもさぞやお辛い事とお察しいたします。毎度同じ事の繰り返しばかり申し上げて、まったく情け無いですが、お互い何とか踏みとどまれたら良いですね・・。

ナノさんは、とてもストイックな方なのだとご推察申しております。私如きが申し上げるのも些か僭越ですが、どうかあまりご自分をお責めにならないで下さいね

ナノさんのおっしゃった「後退しながらも前を向いていたい」・・とても心に沁みました。私もそうありたいと切に願って止みません。

ナノ
ナノ
2006年1月27日1:55

まるこさん、こんばんは。

まるこさんのコメントにいつも励まされています。
本当にありがとうございますm(_"_)m

自分を責め苛む事・・・そうしていないとこんな自分は生きていちゃいけないと感じてしまうからかなと薄々感じます。生きていられるのは母をはじめ主治医やカウンセラーの存在、そして此処でこうして励ましてくださる方々のお陰だと思います。(最近は頓ににまるこさんのコメントが胸に沁みます。)

踏みとどまる事。大切ですよね。難しいけれど、お互い少しずつそうして過ごせると良いですね。

そして心配していただき、ありがとうございました。

紫音
かぐら
2006年1月27日14:01

お加減いかがですか?点滴でも体内に栄養取れるのならば
いいですね。でもあまり無理しないように・・・
常に後ろを振り返ってばかりの私。
ちゃんと前を向いて一歩づつでも先へ進みたい。
まだまだ私には難しい行動です。だけど一緒に
前をむいていられたらいいですね。一人じゃなくて
皆で前を向いて歩いて行きましょう。 紫音より

ナノ
ナノ
2006年1月27日20:24

紫音さん、こんばんは。点滴で少しは栄養を摂取できたと思いますw

いつもコメント、本当にありがとうございますm(_"_)m

前を向いて進む事は本当に困難な事であると感じます。
その上進んでいくとなれば、かなりの力が必要でしょうね。

私もいつも後ろを振り返って後悔したり悲しんだりしてしまいます。

『一緒に前を向いていられたら』というお言葉、とても嬉しく感じます。ありがとうございます。

1人じゃないんですよね、人はみんな。苦しんでいる人も落ち込んでいる人も、少しでも前を向けたら良いですね。

紫音さんも、ゆっくりされてくださいね。