昨年末のカウンセリングを最後に、今年は未だ1度も
行っていない。


明日こそは、行きたい。


カウンセラーとは大学2回生の頃からのお世話になっていて、
私の話にじっと耳を傾け、間違えている考えはそれとなく諭し、
歪みいく考え方、絶望しかない今の生活に糸の細さ程だけれど
前を照らすような光を与えてくれる。



私は日常では母としか会話しないので、苦しい事や辛い事・
日々の絶望している気持ちを話す事はできず、心の底に
溜まりいく。



『吐露する』と言った表現が当て嵌まるかと思われるが、
私の包み隠さず自分のダークで醜い部分を、先生はあからさまに
否定する事無く真摯な態度で聴いてくれる。
この時間は私にとって、とてもとても大切な時間である。



だから明日は絶対にカウンセリングルームに入り、
年末から今まで起こった事は簡単に述べ、その間の心の揺れや
動きを詳しく話したい。

その会話できる時間が本当に大切だと切実に感じる。



間違っても母の前で

「生きているのが辛い。こんな絶望だらけの世の中に生きていたって仕方ない。私が産まれて来た事自体
間違いだ。」


何て口が裂けても言えない。

今の母は私の病気について理解を深めようとしてくれているし、
母は「あなたがいるから生きていける」とも言ってくれる。


その言葉でやっと、自分の存在をゴキブリより有害で価値の無い
ものだと思う今までの自己卑下は止まった。



ただ、此処に辿りつくまでが苦しすぎた。傷の上に新たな傷を
重ねる日々だった。絡まり縺れた私の糸はもっと複雑になり、
リストカットも過食嘔吐も感情のコントロールも滅茶苦茶に
なっていた。


やっと最近になって落ち着けた気がするが、それはきっと

うつ病によるものであろう。

落ち着いたと言うより、堕ちてしまって真っ暗闇の中にいて
身動きが取れないから感情が荒くれて激しい波を打つことも
少なくなった。



本物のうつに陥る前は、気力だけで早起きして自転車で40分
かけて通院できていたのに、本当情けないものである。

車で送り迎えしてくれる母には言葉で言い尽くせないほど感謝
している。



しかし、私が小さな子どもの頃の母と、今の母とがどうしても
どうしても同一視できないのが辛い。

今の所、きっとそれが母との関係に影を落としてしまう
一部なのであろう。それを微塵も見せない事に気を遣う。

母は一生懸命看病してくれているし、私を含め心の底から
妹・弟という子どもの事を一番に考えている人なのである。



私の体調が良くなる事、少しでも具合が良くなって自分で
通院できるようになる事が、母の安心へと繋がるのであろう。



だから、今は治療に根気を持ち続けながら快復へ一歩でも
踏み出す事が大切な事だと考える。




そして。母はパソコンを使えないので此処を見て無い事は
分かっているけれど、



「本当にありがとう。凄く感謝しているよ。
お母さんも身体に気をつけてお仕事頑張って。
介護福祉士の試験もお母さんなら大丈夫だよ。」




と遺しておきたい。そして私の口からちゃんと伝えたい。

コメント

紫音
かぐら
2006年1月24日9:53

カウンセリングかぁ。行ってみたいとは思うけれど、私はもっぱら病院だけ。そこの先生も話よくきいてくれるし、まっいいかとwナノさん私は幼い頃からの親の顔色をうかがって行動していた事などを手紙に託しました。何通か出していたら返事がきた。色々自分がやってきたことが私にとって物凄いプレッシャーだったんだね、と。少しは理解を示してくれましたがお正月に実家へ帰った時何十年もかかって作った親との壁。そう簡単には崩せない事実に直面した。結局2日間ほど滞在して帰ってしまった。つらくて仕方なかったんですね。私がこんなに苦しがってるのにあなたたちは全く理解してない!って思って。

あー長くなりましたゴメンナサイ。ナノさんもどうか無理をしないでまったりしていきましょうね^^

まるこ
まるこ
2006年1月24日12:37

ナノさん、カウンセリングいけると良いですね。私も何度かカウンセリング受けた事があります。あれってカウンセラーに自分を吐露する事で自分自身に気付き、それを何かのきっかけにするって感じですよね。心理テストやらなんやら色々とやってきましたが、このように日記に吐露し続ける事もある意味カウンセリングの一種のような気がしてなりません。目下私もリハビリ真っ最中です・・でも最近危惧していた「波」が押し寄せて来ました・・ひとまず波にもまれつつ、これからを諦めずに見据えていけたらと思っています・・

私の母はどうやら私の日記を読んでいる形跡があります・・最も実家で日記をUPさせていた時期があったので、そこから私の日記に辿り着いたのかも知れません。となると・・自分が言いたい事が制限されてしまいそうな気がしてしまいます・・
でも逆手にとって、これをきっかけに母との新しい関係が構築できたら嬉しいと思います・・でもかなり険しい道のりになりそううですけど・・^^;すいません・・だらだらと長くなりました・・

ナノさん、いつかご自分の口からお母様にお伝え出来ると良いですね^^

ナノ
ナノ
2006年1月25日0:34

紫音さん、コメントありがとうございます。

カウンセリングと並行して医者とも2時間くらい診察時間を取ってもらっています。カウンセリングの方は50分と時間を定められているので中々その時間で言いたい事を言い切るのは難しくて消化不良になる事は多いですが、そこは臨床心理士の先生が上手く上下左右する私の心を捉えて纏め上げてくれるので安心して任せられます。

私も、紫音さんと同じく子どもの頃から親の顔色を窺いながら育ってきました。12歳の時両親は離婚したので、父親に関してはもうシカト状態で関わりもないのですが、その時の辛かった両親に対する気持ちはやはり置いてきぼりにしたままです。

お手紙にして思いを伝えると言うのは良い方法ですね。でもなかなか長年にわたって築かれた壁は容易く崩れたりその上で理解し合えたりという事は難しいのかもしれませんね・・・。

辛いお気持ちが凄く伝わってきます。

紫音さんもお体に気をつけて、ゆっくりお過ごしください^^

ナノ
ナノ
2006年1月25日0:44

まるこさん、コメントありがとうございます。

まるこさんもカウンセリングをお受けになった事があるんですね。
まるこさんの仰るとおり、カウンセラー自分の思いを話し、ぶつける事で自分の状態に気付くことが多いですね。そしてちょっとあやふやになって混乱している所にカウンセラーが助け舟を出してくれてやっと整理が出来るといった感じですね。

そして。日記に自分の思いを綴る事も、客観的に自分の状態を把握できると言う面がありますね。

・・・お母様がまるこさんの日記をご覧になっているかもしれないとの事・・・。確かに読まれていると感じると中々ストレートに記したい事も制限されてきますよね。歯痒い気持ちになるかも知れません。でもまるこさんの仰るように新しい形で関係が築けるとそれはまた前へと進める事になるかもしれませんね。

私と母との関係も、かなりの紆余曲折を経てやっと病気を理解してもらえるまでになりました。此処まで来るのに発病してから10年は掛かったと思います。大きな壁でした^^;

まるこさんも、ゆっくりと焦らず関係を築いていけると良いですね。辛い中、慮って下さりありがとうございました!