辛い1週間。

2006年1月20日 日常
やはり最近続いていた酷い苛々・焦燥感・物凄い鬱は
PMSに因るものだった。

毎月、女の子の1週間は律儀に同じ日にやってきていたのだが、
最近不順になって2週間遅れる事もある。


今月は1週間遅れでやってきた。来て欲しくない!!


何故ならば、私はこれによる痛みが酷い。腰が押し潰されている
様な、お腹がスプーンで抉られている様な痛みがある。

無論うずくまったり、のた打ち回ったりする状態に陥る。
この季節は特に冷えるから痛みは酷い。対処としては小さな
貼るカイロをお腹と腰にぺたっとやったり、病院で頭痛薬や
炎症止めで処方されるロキソニン若しくはブルフェンを
服用するしかない。

市販の痛み止めは混ざり物が多いので眩暈などの副作用が強く
でてしまうので、飲むのが恐くなってしまった。



今日、本来ならば、今日は母の掛かりつけ内科に行って
点滴を打ち、エンシュアリキッドを処方してもらう予定だった。

しかし母に急な仕事が入り、行けなかった。
正直ほっとした。


エンシュアリキッドはバニラ味とコーヒー味があるが、
甘さが尋常ではない。それにカロリーも高い(当たり前だが)。
それを考えてしまうと、幾ら身体に栄養を与える事が出来ると
分かっていても躊躇してしまう。

流動物とかミルクティー等の甘い飲み物等少しは摂り入れる事が
できるようになってきているが、エンシュアの甘さはきっと
過食衝動に火をつけてしまうであろう。



緊急処置として、エンシュア1本を1日かけて飲むのなら
良いかなと妥協した。なので来週の火曜日、カウンセリングと
診察を受け終わった帰りに内科へ行き点滴なり採血なり
してもらってエンシュアを処方してもらおうと思っている。



拒食が高じて骨と皮、一寸した肉だけの身体になるのは避けたい
と思っている。しかし反面、そうなって弱りに弱る事を想像して
しまう。

認知の歪みは承知している。

自分の身体に良く無い事とは解っていても、去年の夏に見かけた
典型的な骨と皮だけの女性の細さに魅入られてしまっている
部分もある。



しかし私は其処までストイックになれず、昼間にはスープで
少しばかりの栄養を摂って空腹を凌いだり、豆乳を飲んだり、
夜になればお酒を飲んだりする事は止められない。



それに摂食障害になって今まで女の子の1週間が来なかった月は
2回しかない。かなりの貧血で栄養不足でも、しぶとくしつこく
激しい痛みを携えてやって来る。

私は結婚するつもりも子どもを産むつもりもないのに。


今は、母と2人支えあいながら日々を過ごしていくのがやっと
である。時に母は自分の身体を顧みず、私の心配をして
くれるので本当に申し訳なく思う。同時にとてもありがたく、
心が温かくなる。


自分で治そうと決意しなければ治らないものだとも解っている。


しかし私は中身が空っぽだから、痩せている身体を維持する事
でしか自分を認められない。今にも貧血や栄養失調で倒れそうな
身体でも、ちゃんと栄養を摂ろうと思えない。



兎に角、『普通の食事』が分からないのである。



どの位の量を食べても平気なのか、何が普通なのかさえ、もう
全く分からない。



カロリーの低い野菜類や無いに等しい海草類も、口にして胃に
違和感を感じただけで「もっと食べて嘔吐しなければ」
と焦ってしまうのである。



随分長い間、友達或いは家族や親族と会食をしていない。

大切な人・好きな人とならば、かろうじて低カロリーのものを
食する事は出来るのではないであろうかと想像するものの、
やはり全ては『栄養として摂取する事で太る』と歪んだ観念で
過食嘔吐に繋がってしまう。



女の子の1週間1日目。痛みはMAXである。

そんな時くらい過食嘔吐を止められたらいいのに、最早習慣に
なっていてどうにもならない。



痛い痛い等と誰に言ってもどうしようもない。

しかしこんな毎日の苦痛の上に苦痛が重なる事が苦しくて
ならない。



母を安心させるためにはこれ以上痩せる事無く維持して、
甘んじて女の子の日が毎月来ていることを報告する事が
大切であると思っている。



最近、本当に自分の為ではなく、母の為・カウンセラーの為・
医者の為に生かされているような感じが否めない。



私はこの世で生きていくことの辛苦を知り過ぎて動けない。
勿論無知な事も否めないが。

痛みと共に取り敢えず1週間乗り越えるしかないのであろう。

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